イマイチな非常用保存食を美味しく食べる方法とは?
渋谷区が避難所に備蓄している保存食を、消費期限間近の入れ替え時に防災イベントで頂きました。
しかし、これがあまり美味しいとは言えず、子どもたちは一口で「もう要らない」と言い出す始末。
さて、困った。消費期限は迫っているし、捨てちゃうのは勿体ないし。
そこで、これをなんとか美味しく頂けるよう工夫してみることにしました。
実際の災害時にこんな悠長なことは言ってられないでしょう。でも、少しでも美味しく食べたいですよね。
家屋やインフラが被災してなければ、調理はある程度自由が効くと思われます。
そんな時に参考にして頂ければ、と。
まずは、そのままの状態というか、災害時に一番手軽に食べるには常温のまま、開封して頂く。
この写真のような感じですね。
上記の写真は洋風リゾットで、今回新たに調理したのは同じセットに入っているイタリアンリゾットです。
調味料が最低限なのと、肉類が使われてないためか、病院食のようというか、要するに味気ない。
どうにも箸が、いや、スプーンが進みません。
そこで、調味料と肉などを加えグラタン皿に盛って、オーブンで焼いてみました。
まず、袋を開封した状態で顆粒コンソメを小さじ一杯加えよく混ぜます。
それをグラタン皿に広げます。
皿の下にクッキングシートを敷くと、食器洗いがラクです。
シュレッドチーズと、カリカリに焼いた微塵切りのベーコンを散らし、オーブンで5分ほど。
表面に焦げ目が付いたら、ナツメグとコショウをパラパラと。
これで出来上がり。
子どもたちも喜んで食べてくれました。
ただ、パッケージ容器の匂いなのか、ちょっとだけ食材とは違うような匂いが、まだちょっとだけ気になりました。
そんなときはスパイスを多めに。