災害食・非常食の『アルファ米』って何?味は?価格は?オススメは?

アルファ米とは?

アルファ米(アルファ化米)とは、加水加熱によって米の澱粉をアルファ化(糊化)させたのち、急速乾燥によってその糊化の状態を固定させた乾燥米飯のことです。熱湯や冷水を注入することで炊きあがった状態の“ご飯”になります。

フリーズドライと混同されている方も多いようですが製法、特長などが異なります。
フリーズドライは冷凍のまま完全に乾燥させたもの。比較的早く戻る反面、冷凍工程で、素材にたくさんの穴が開きます。
アルファ米は、素材の構造を保ちつつ乾燥させることで、戻したときにごはんのもともとの食感が保たれます。

アルファ米の歴史

そのルーツは第二次大戦中、軍用として開発されたものです。平和な時代となり、登山用携帯食としてさらに改良が加えられ発展しました。
災害用として脚光を浴びるようになったのは阪神淡路大震災以降なので、意外に歴史は浅いですね。今では乾パンに代わり災害用非常食の主流として自治体や企業などにも多く備蓄されています。

アルファ米の味、保存期間、価格

食べ方は、アルミ蒸着の袋を開封しその中に水または湯を注ぎ、水の場合は60分、湯の場合は20分程度待つだけで食べられます。
味は、普通に炊いた米と間違うほどではなく、ちょっとクセがありますが、どなたでも美味しく食べられると思います。近年は、白米ばかりでなく色々と味付けされた製品も多く出回っています。
保存期間はだいたい5年、中には7年というものもあります。
長期間常温保存できるよう乾燥させているため、微生物が繁殖できず腐敗しません。

価格は、一食あたり300円前後なので非常食としてはそれほど高くはありませんが、たくさん備蓄するとなると、ちょっと考えてしまう金額でしょうか。しかし、最近になって多くのメーカーが参入するようになったためか、買値は下落傾向にあるようです。

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アルファ米人気ベスト5【5年長期保存】25袋セット

わかめごはん・えびピラフ・五目ごはん・白飯・ドライカレー各5袋、計25袋のセットです。
保存期間5年、常温で備蓄できます。
注水線までお湯を注いだら15分でご飯が食べられます。 お湯が用意できない時は15℃の水で60分待ってください。
お湯の量次第で、五分粥、全粥など、お好みで調整できます。 スプーンが付属しているので食器等一切不要です。

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