マツダが、災害時に必要な物(マットなど)を厳選した『車中泊セット』を発売。
地震や水害などの災害時、被災者が車中で生活する様子はニュース映像などでよく目にすることと思います。
マイカーの中は、風雨をしのげ、プライベートの確保、冷暖房、ラジオ・オーディオなどを備え、災害時にも、体育館などの避難所に比べ非常に魅力的な空間と言えるでしょう。
しかしその一方で、長時間の車中滞在は、エコノミークラス症候群によって命を落とすなど、大きなリスクもあります。
そこで、少しでもリスクを回避すべく、車中泊に必要なグッズを集めたセットが
なんと自動車メーカーであるマツダから発売になりました。
さっそく内容をチェックしていくことにしましょう。
▲MAZDAのロゴ入り、オシャレな防水ロールバッグに収められています。
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セットの内容は以下の通り。
1.車中履くソックス
靴下専門メーカーFUKUSUKEの製品と思われます。
弾性ストッキングの設計に基づき、足首圧とふくらはぎ圧をそれぞれ最適値に設定した段階着圧のハイソックス。足底クッションや抗菌防臭、消臭、吸水速乾など足元を清潔に保つ機能つき。むくみを防止し、「エコノミークラス症候群」になるリスクを軽減します。Mサイズ/Lサイズ 各1足
2.防災エアーマットGOLON
空気を入れて膨らますマットで、車室内の凸凹を軽減できます。車内で就寝する際、快適な睡眠をサポート。2個。
3.虫よけウインドウネット フロントドア用
これは着眼点が良いですね。ドアサッシュにかぶせ、窓を全開にしても虫などの侵入を軽減できます。エアコン入れっぱなしという訳にもいきませんから。2個。
4.目隠しポンチョ
軽量コンパクトなビニール製ポンチョ。着替えやトイレ時のプライバシーを守ります。1個。
5.トイレONE(3枚入り)
吸水シートが袋にセットされていて凝固剤不要の災害用簡易トイレです。ただ、3枚はちょっと少ないかな。
6.非常用給水バッグ
5リットルまでの水が入るビニール製給水袋。
7.蓄光ホイッスル
緊急用ホイッスル
8.タオル
9.ブースターケーブル
これはさすが自動車目メーカーらしいチョイス。自車のバッテリー上がりはもちろん、他車のバッテリー上がりの際にも役立ちます。
以上です。とてもよく考えられたチョイスと思いますが、家庭備災としましては、75点でしょうか。
空気で膨らますことができるフットレストは、ぜひとも入れて欲しかったです。当サイトでは、エコノミークラス症候群に非常に有効な車中泊必須グッズとしてオススメしています。
あと、寝袋も必需品です。特に冬場の車中は車外と変わらないほどに冷え込みます。予算的に難しいのであればせめて、防寒用アルミブランケットだけでも加えて欲しかったですね。
マツダ 緊急防災「車中泊セット」。希望小売価格は15,950円となっています。
セットは夫婦2人での使用が想定されているようです。3人以上での利用が想定される場合は、単品で買い足して加えると良いでしょう。
自分で揃える場合の参考にもなりますね。
購入は全国のマツダ販売店にて。Amazon等のネット通販では手に入りませんよ。
一般に売られている同様のセットには、こんなものがあります。
山善(YAMAZEN) 非常用持ち出し袋 車載用 簡易避難セット
防災用品 避難リュック 防災グッズ25点セット 一次避難向け。
本体サイズ:幅50×奥行33×高さ16cm
セット内容物:車中泊エアーベッド、プラカップ3個、歯ブラシ3個、スプーンフォークセット3個、バガス皿3個、アルミブランケット3個、ラバー手袋、保温・保冷トートバッグ、バケツ、エア枕、懐中電灯、携帯用トイレ3個、携帯スリッパ3個、サイドサンシェード2個、リアサンシェード、トレー、ティッシュBOX、給水バケツ、ポリ袋、アルミホイル、ひざ掛け、マスク3個、アルミシート、ポンチョ、バッグ
一次避難向けグッズ。
災害時、車内で過ごすための車中泊用、防災用品セット
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単品での購入については、以下に紹介しておきます。
いずれもクリックでアマゾンのサイトにリンクしています。商品の詳細についても、そちらをご覧ください。
車中泊については、以下のページでもう少し詳しく紹介しています。